[BOOKデータベースより]
バブル経済の崩壊によって、多くの金融機関が破綻し、大規模な経営統合・業界再編の幕が開いてから十数年―。いかにして、銀行や保険会社、証券会社が産声を上げ、メガバンク、メガ生損保、3大証券へと集約されていったのか。興亡の歴史を振り返ることで、「いま」と「未来」がみえてくる。
第1章 戦前―濫立から合併へ(銀行の歴史は合併の歴史;海上と火災から発展した損害保険会社;財閥色が薄かった生命保険会社;遅れて誕生した信託会社;戦前は地位が低かった証券会社)
第2章 戦後―護送船団方式の時代(戦後の混乱;業態の変更、新会社の設立;企業集団の時代;一九六〇年代から一九九〇年代前半の合併・再編)
第3章 現在―自由化と合併の時代(護送船団方式から規制緩和へ;一九九七年の平成金融危機;信託銀行・長信銀の蹉跌;メガバンクの統合;メガ損保の再編;生命保険業界の破綻と生き残り戦略;メガバンクに翻弄される証券会社;メガバンク・メガ損保再編 第二幕)
4メガバンクが誕生してから、すでに10数年。激変する金融業界の変遷を合併・再編という視点から、図をふんだんに使い、わかりやすく解説する。興亡の歴史を振り返ることで、「今」と「未来」がみえてくる。
激変する金融業界(銀行、信託、損保、生保、証券)の変遷を合併・再編という視点から、図をふんだんに使い、わかりやすく解説する。