[BOOKデータベースより]
季節の移り変わりも、言葉がなければ、ただ目に映って消えていくばかりである。一見、当たり前に見える四季それぞれのそれなりのことを、「歳時記」として、一つひとつの言葉にすることによって、我々の先祖は、「季節」を意識していった。そして、その有り難さを想った。すでに失われたもの、まだ受け継がれているもの、気がつかないほど当たり前になっているもの。著者は、日本文献学を専門に、海外で活動していた。イギリス、フランス、中国の言語や文化に明るく、比較しながら日本独自の季節感を解説する。
春―一月から三月(元旦には若水で福茶を作る;七草粥と爪を食べる鳥 ほか)
夏―四月から六月(電報に咲いた桜;新芽に「ざわめく」季節 ほか)
秋―七月から九月(かきつばたに見る“ひらがな”の誕生;紅花は黄色の花を咲かせる ほか)
冬―十月から十二月(夜寒を感じた時代;行く秋に別れを惜しむ ほか)
日本文献学を専門に海外で活動していた著者が、イギリス、フランス、中国の言語や文化と比較しながら、日本独自の季節感を解説する。四季をきちんと味わう大人になれる、100の言葉を収録。
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漢字で書かれた季語を、語源、漢字の成り立ち、中国語との比較などから解説し、日本らしい季節の楽しみ方を知ってもらう漢字の歳時記。