番犬の流儀

東京新聞記者・市川隆太の仕事

明石書店
東京新聞　市川隆太　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2015年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784750342153

内容情報

[BOOKデータベースより]

政官財の不正を見張る「番犬」こそが新聞記者の使命である。憲法改正を狙う安倍政権に対峙するさなか、５４歳の若さで急逝した反骨の新聞記者、市川隆太。彼の遺した記事を手がかりに、いまこそジャーナリズムの本質を問う。

第１章　安倍政権を嗤う（メディアは希代の悪法に立ち向かえるか；これは「始まり」にすぎない　ほか）
第２章　反共謀罪キャンペーンとこちら特報部（疑問だらけの共謀罪法案；それでも美しい国？）
第３章　初心を忘れず、流されず（私たちは良い番犬だろうか；若者いじめの国　ほか）
第４章　追悼　市川隆太

[日販商品データベースより]

５４歳で突然この世を去った東京新聞の反骨記者・市川隆太。権力を監視する「番犬＝ウオッチ・ドッグ」を生涯貫いた。報道の危機が叫ばれる中、あらためてその仕事を振り返り、ジャーナリズムの役割を問う。