[BOOKデータベースより]
しゅんは毎晩、友だちと一緒に盆踊りの太鼓の練習をしていますが、なかなかうまく打てません。ある夜の帰り道、後ろからついてきたきつねが、しゅんに太鼓の打ち方を教えてくれました。「まいにち100回やりなよ!」次の日にはたぬきが、自分のおなかを太鼓の練習のために貸してくれます。しゅんは、少しずつ太鼓の練習がたのしくなってきました…。ドンドンドン、カラカッタ、ドドンガドン、ドンドンドン、カラカッタ、ドドンガドン。太鼓の音が夜空にひびいていきます。
[日販商品データベースより]ある夜の帰り道、なかなか太鼓がうまく打てないしゅんに、きつねが太鼓の打ち方を教えてくれた。次の日にはたぬきが、おなかを太鼓の練習のために貸してくれた。しゅんは少しずつ太鼓の練習がたのしくなってきて…。
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しゅんの村の子どもたちは、夏祭りが近づくと、盆踊りで披露する太鼓の練習をします。でも、しゅんは何度やっても、リズムが遅れてしまい、みんなとうまく合わせることができません。練習の帰り道、しゅんが「ドンドンドン カラカッタ ドドンガドン」と口真似で太鼓の練習をしていると、後ろからしゅんの太鼓をまねる声が……。振り向くと、なんと、そこにいたのはキツネ。キツネは「おめえ、太鼓へたくそだなぁ!」と、しゅんに太鼓の打ち方を教えてくれました。次の日はうさぎが、その次の日にはクマとタヌキがしゅんに太鼓の打ち方を教えてくれるようになりました。動物たちのおかげで、太鼓の練習が楽しくなってきたしゅん。やがてやってきた、夏祭り当日。しゅんの太鼓は上達しているのでしょうか……?太鼓が下手で、動物たちのおかげで、だんだんと上達していくしゅんは、まるで、「セロ弾きのゴーシュ」のよう。苦手なものを克服していくしゅんの姿に、子どもたちも一生懸命練習を重ねることの大切さを感じることでしょう。高部晴市さんの描く、子どもたちの姿、祭りの雰囲気は、どこか懐かしく、子どもの頃を思い出させてくれます。しゅんの太鼓に合わせて、みんなで踊る迫力満点のラストは必見です。
(絵本ナビライター 木村春子)
お祭りって、見るのも楽しいものですが、実際は出てやる方が断然楽しかったりするものかもですね。
もちろんそれまでの練習や大変さもありますが、それゆえに本番の充実と達成感は格別なものなんだろうなと思います。
夏祭りの絵本で、夏を感じる1冊です。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】