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[BOOKデータベースより]
本書は、ながく公刊が待たれていた近代ヨーロッパ批判「新しい西洋のために」を冒頭に収めるカール・ポランニーの未発表論考集である。初期のファシズム研究から、中期『大転換』の市場社会批判を経て、後期「経済人類学」構想へと至る、ポランニー思想のすべてが網羅されている。ポランニーによれば、本来「商品」とはなりえない労働力や土地を商品化したことが、大恐慌をはじめとする市場社会の崩壊を引き起こし、その対処策としてとられた政策がファシズムの擡頭と二度の世界大戦を招いた。歴史学、経済学、人類学の浩瀚な知識をもとに、近代社会の病巣に迫った偉大な思想家の仕事を読む。
第1部 経済、技術そして自由の問題(新しい西洋のために;経済学とわれわれの社会的運命を形成する自由 ほか)
第2部 制度について(制度分析は、いかに社会科学に貢献するか;国際理解の本質 ほか)
第3部 社会科学をいかに用いるのか(社会科学をいかに用いるのか;政治理論について ほか)
第4部 危機と転換(今、何が求められているのか―ひとつの応答;近代社会における哲学の衝突 ほか)