- いま、「靖国」を問う意味
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- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2015年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784002709291
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[BOOKデータベースより]
「私は戦争に行きたくないし、靖国神社に祀られたくない」。安倍首相の靖国参拝を問う訴訟の原告になった20代の若者は、法廷でそう陳述した。「戦争のできる国」へと突き進む安倍政権のもと、靖国神社に対する社会の意識が問われている。なぜ国家は戦死者を追悼しようとするのか。「尊い犠牲」とは何か。死者や遺族らの自己決定権は。国家による追悼に抗う人びとを追いながら、「靖国」の問題性を根源から考える。
第1章 首相の参拝は何をもたらしているのか(若者が託した平和的生存権;遺児の集団参拝の時代経験から;参拝と違憲判決)
[日販商品データベースより]第2章 「靖国」と戦争の死者たち(母を通した戦争と「靖国」;「英霊」になった級友にわが身を重ねて;首相の参拝と社会意識)
第3章 追悼をめぐる自己決定権(母の悲憤の記憶から兄の追悼を考える;遺児僧侶、半世紀の問い;自己決定権という根源的な問い;国家の追悼観と揺らぎ;国家の追悼への疑問―ドイツ、沖縄、靖国)
「戦争のできる国」へと突き進む安倍政権のもと、靖国神社に対する社会の意識が問われている。私たちは「戦争と死」にどう向き合うべきか。国家による追悼に抗う人々を追いながら「靖国」の問題性を根源から考える。