無神論

叢書・ウニベルシタス　１０２８
Ｌ’ａｔｈｅ´ｉｓｍｅ．

法政大学出版局
アレクサンドル・コジェーヴ　今村真介　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2015年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784588010286

内容情報

[BOOKデータベースより]

若き亡命ロシア人哲学者が、戦間期パリのヘーゲル講義で名を轟かせる以前の１９３１年にロシア語で書きつけた、神と人間、世界と無をめぐる根源的な思索のノート。公表を禁じられていた本テクストは、のちのコジェーヴの知られざる理論的出発点であり、ヘーゲルやハイデガーとの対決であるとともに、２０世紀知識人の実存の記録でもある。思想史の欠落を埋める一冊、ロラン・ビバールによる解題付。

解題（無神論；「知の体系」；結論　アレクサンドル・コジェーヴの作品における『無神論』）
無神論（問題設定；世界内人間と世界外人間；有神論、無神論、そして神への道；無神論の問いへの回帰）

[日販商品データベースより]

若き亡命ロシア人哲学者が１９３１年にロシア語で書きつけた、神と人間、世界と無をめぐる根源的な思索のノート。のちのコジェーヴの知られざる理論的出発点であり、２０世紀知識人の実存の記録。