[BOOKデータベースより]
くすのきしげのりと岡田千晶が贈る、それは母と子を笑顔にさせるとびきり幸せな会話。
[日販商品データベースより]「おかあしゃん」、「はぁい」――。たったそれだけの、短い文章です。けれどもそれは、深い愛情と確かな絆で結ばれた、幸せなやりとりです。
日常の中で繰り返される、母と子の笑顔の瞬間を、温かな絵とともに届けます。世界中の全ての親子が、この幸せな時間を過ごせますようにとのメッセージが込められています。
【編集者コメント】
作家のくすのきしげのりさんが、夜の飛行機の中で体験したことです。
後ろのシートに、幼い女の子とお母さんが座っていました。少しねむそうな女の子が、小さな声で「おかあしゃん」というと、お母さんは、やさしく「はぁい」とこたえます。
女の子がすっかり寝入ってしまうまで、ひそやかに繰り返された「おかあしゃん」「はぁい」。
それはくすのきさんまで幸せな気分にさせてしまう、愛情に満ちた会話だったそうです。
いつの時代のどの国にも、こんなすてきな「おかあしゃん」「はぁい」が、たくさんありますようにとの願いを込めて、この絵本は生まれました。
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「おかあしゃん」「はぁい」この何気ないやりとりが、小さな女の子の1日に何度も繰り返されます。お着替えの時間、通園の時間、お手伝いの時間、おやすみの時間・・・。その時々の「おかあしゃん」の呼びかけから、「上手にできたよ」「そばにいて」「がんばるね」「会いたかった!」女の子のいろんな気持ちが伝わってきます。お母さんの「はぁい」の返事も同じ。「そばにいるよ」「がんばったね」「ママも大好きよ」みなさんは、二人のやりとりからどんな言葉を想像するでしょうか。絵本に書かれているのは「おかあしゃん」「はぁい」の言葉だけ。この短いやりとりだけで、この女の子とお母さんが確かに通じ合っているのを感じます。女の子のお母さんに向ける表情や、周囲から女の子へ向けられた眼差し。岡田千晶さんの絵が、私たちを優しい世界に包み込んでくれるようです。そして親子の毎日にある当たり前の時間、心が通い合うかけがえのない一瞬の幸せが、少ないテキストの中にぎゅっと詰まっています。「世界中のすべての親子に、この幸せな時間がありますように」そんな作者の願いがこめられた絵本です。
(絵本ナビ編集部 掛川晶子)
一回目。サラッと読んでみて「えっ?これだけ?」
二回目。「うん。なるほど」
三回目。「すごいかもしれない。これ」
正直、とっても短いです。
タイトルにあるように「おかあしゃん。」「はぁい。」の繰り返しだけです。
でも、「おかあしゃん。」「はぁい。」には、色々な状況、パターンが描かれていました。
読めば読むほど奥深いです。
読み聞かせに使うなら、3,4歳くらいから6,7歳くらいの未就学児のお子さんたちにいいかなと、思いました。
ただ、読むところが少ないからといって、手を抜かず、しっかり1ページ1ページの状況を想像しながら読み進める前準備が必要かと思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子20歳、女の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】