この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 私の古典文学研究
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2017年06月発売】
- 伊勢物語全読解
-
価格:16,500円(本体15,000円+税)
【2013年12月発売】
- 歌枕歌ことば辞典 増訂版
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【1999年06月発売】
- 古今和歌集全評釈 上
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2019年02月発売】
- 小野小町追跡 新装版
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2015年07月発売】
[BOOKデータベースより]
印刷のない時代の本をめぐる楽しさ。現在のような印刷がない時代にも、本は作られていた。書き写され、読まれ、楽しみ続けられて来た。現在に比べれば、不便なことである。しかし、印刷がなかった時代であるゆえの「本作りのおもしろさ」「本の成り立ちのおもしろさ」「本に向かい合う人々の楽しさ」もまた格別だったのではないか。そのような本をめぐる楽しさを十分に満喫していただきたい。
1 享受本文の生成(我々は藤原定家校訂本を読んでいる;『更級日記』の場合;文学作品はオーダーメードで一点だけ作られる ほか)
[日販商品データベースより]2 研究本文の生成―『古今和歌集』を例として(伝承から実証へ;写本の中に情報を詰め込む―清輔本の方法;俊成の『古今和歌集』本文―清輔との違い ほか)
3 藤原定家の古典書写(藤原定家の『古今和歌集』書写;嘉禄二年本『古今和歌集』の擦り消し訂正;初期の定家本『古今和歌集』を見る―建保五年本 ほか)
印刷がない時代、本は書き写され、読まれ、楽しみ続けられて来た。そんな時代の本作りのおもしろさ、本の成り立ちとは。写本時代の文学の楽しみ方の基本を学び、古典文学の享受の基本とおもしろさがわかる本。