- 古代エジプト死者からの声
-
ナイルに培われたその死生観
河出ブックス 082
- 価格
- 1,815円(本体1,650円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624822
[BOOKデータベースより]
ミイラ、ピラミッド、ツタンカーメン、極彩色に彩られた壁画や巨大な石造りの神殿…古代エジプトから連想するあらゆるものに「死のイメージ」はついて回る。古代エジプト人たちは「死」をどのように捉え、どのように受け入れていたのであろうか―。日本をはじめとする他の文化・文明との比較によって、古代エジプトの死生観・来世観の独創性を浮かび上がらせる。
第1章 冥界への扉としてのナイル河(自然地形からみた境界線―河・山・坂・洞窟・辻;人工的な境界線―橋・神殿・門;死者と生者の境界線と不滅の魂)
第2章 ミイラにみる宗教観・信仰心の芽生え(古代エジプト人の信仰心の発展;ミイラの作り方とカノポス壷;王の墓としてのピラミッド)
第3章 神話と宗教文書にみる古代エジプトの神々の世界(創世神話と多神教世界;宗教文書と文学作品の中の死;死者の王オシリス神とオシリス神話)
第4章 化粧と装身具からみた来世観(化粧と女性とタトゥー;王笏と指輪と鏡が持つ意味;アミュレットの役割)
第5章 ツタンカーメン王墓は何を語るのか(「永遠の家」に描かれた開口の儀礼;ツタンカーメン王墓出土の副葬品;ツタンカーメンのサンダル)
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