- 昭和二十年 第5巻
-
草思社文庫 と2ー9
女学生の勤労動員と学童疎開
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794221360
[BOOKデータベースより]
4月15日、本来なら入学式で賑わう学校はいま静かである。高等女学校の生徒たちは工場の勤労動員で忙しく、国民学校の学童たちは疎開先の地方の村にいる。女生徒たちが造っているのは風船爆弾だ。陸海軍は苦し紛れの決戦兵器、特殊兵器の開発に夢中である。国内の臨戦体制と空襲下の少年少女たちの日常を描く第5巻。沖縄戦はなお続き、本土上陸も噂される。ナチス・ドイツの崩壊も近い。日本はどうなるのか。
第18章 女学生の勤労動員と学童疎開(四月十五日)(昭和二十年の卒業式、入学式;宮城県の女学校の勤労動員;壮行会で「海ゆかば」を歌う;逗子沼間の第四寄宿舎;富士山と信濃;発射薬を詰め、スプリングをつくる;休みの日には;信濃の運命;女生徒たちの抱くぼんやりした不安;どうして女学校生徒が働くことになったのか ほか)
[日販商品データベースより]昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、
昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。
著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、
丸谷才一、井上ひさし、立花隆氏をはじめ多くの識者から高く評価されてきた。
今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
工場や疎開地での悲喜交々の毎日……。
戦争末期の生徒・児童の日常生活をいきいきと描いた巻。
ほかに風船爆弾や熱線追尾爆弾などの特殊兵器開発の詳細にも触れる。
(4月15日)
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4月15日、本来なら入学式で賑わう学校はいま静かである。高等女学校の生徒たちは工場の勤労動員で忙しく、国民学校の学童たちは疎開先の地方の村にいる。女生徒たちが造っているのは風船爆弾だ。陸海軍は苦し紛れの決戦兵器、特殊兵器の開発に夢中である。国内の臨戦体制と空襲下の少年少女たちの日常を描く第5巻。沖縄戦はなお続き、本土上陸も噂される。ナチス・ドイツの崩壊も近い。日本はどうなるのか。