[BOOKデータベースより]
現代のグローバルビジネスは、もはや先進国のマルチナショナルなビジネス(≒多国籍企業)を意味するものではなく、従来は経済活動の主体となりえなかったBOP層(年間所得3,000ドル未満の途上国の低所得者層)をも含む、新たな広域分業のステージに突入した。いまやグローバルビジネスは、マクロとミクロの社会的文脈のなかで理解しなければならなくなった。日本が否応なく巻き込まれていくグローバル化の流れとその本質を、豊富な事例や体験談を交え、歴史的経緯、構造論、制度論、社会インフラおよび最新の経営課題(イノベーションやCSRなど)を踏まえつつ、多角的な視点から包括的に考察する。
プロローグ グローバルビジネスに対する根強い誤解
第1章 グローバル化とは何か(「交易と分業が豊かさを保証する」;交易と分業の発展に大きく寄与した「市場」と「貨幣」の存在 ほか)
第2章 グローバル化をどう捉えるか(国家を越えたシステムとしてのグローバル化;ブローデルが描く国境を越えた広域分業の世界 ほか)
第3章 グローバルビジネスはどう変わってきたか(「ソーシャルキャピタル」が及ぼすグローバル化へのインパクト;市場を「発見する」段階からビジネスを「開発する」段階へ ほか)
第4章 グローバル化がもたらした新たな分業体制(日本の産業構造は複雑化し「クラスタ」が形成されたが…;「オープン化」という名の広域分業をいかに実現するか ほか)
第5章 グローバル化の「新たな秩序」形成に向けて(「調和を乱し」「常識を破り」「期待を裏切られる」のが多様性の本質;「外部性の問題」と「独占の問題」をいかに克服するか ほか)
ビジネスのグローバル化の原点を明らかにすることで、日本も否応なく巻き込まれていくグローバル化の流れを正しく理解できる1冊。豊富な事例を交え、歴史的経緯、構造論などを踏まえつつ、多角的な視点から考察。
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