- 不幸論
-
- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2015年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569762937
[BOOKデータベースより]
世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。その幸福感は、「死」の存在や世界の不条理から目をそむけることで支えられている。著者は、長年の哲学的考察のはてに「あらゆる人生は不幸である」という結論に辿りつく。この真実を自覚し、自分固有の欲望と向きあったほうが、「よく生きる」ことになるのではないか。古今東西にあふれる「幸福論」と、その信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘した、誰も書かなかった「不幸」の哲学。
第1章 幸福のための条件
第2章 さまざまな幸福論
第3章 幸福がもたらす害悪
第4章 相対的不幸の諸相
第5章 「死」という絶対的不幸
第6章 自分自身の不幸を生きる
どんな人生も不幸である。幸福とは真実を隠蔽した思い込みに過ぎない…。自分自身の人生を生ききるために、切れ味鋭い驚異の哲学論。
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どんな人生も不幸である。幸福とは真実を隠蔽した思い込みに過ぎない――自分自身の人生を生ききるために、切れ味鋭い驚異の哲学論。