- 多数決を疑う
-
社会的選択理論とは何か
岩波新書 新赤版1541
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2015年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004315414
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[BOOKデータベースより]
選挙の仕組みに難点が見えてくるとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか?本書では社会的選択理論の視点から、人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える。多数決に代わるルールは、果たしてあるのだろうか。
第1章 多数決からの脱却(多数決を見つめ直す;ボルダルール;実用例;是認投票)
第2章 代替案を絞り込む(コンドルセの挑戦;データの統計的処理;さまざまな集約ルール)
第3章 正しい判断は可能か(真実の判定;『社会契約論』における投票;代表民主制)
第4章 可能性の境界へ(中位投票者定理;アローの不可能性定理;実証政治理論;最適な改憲ハードルの計算)
第5章 民主的ルートの強化(立法と執行、主権者と政府;小平市の都道328号線問題;公共財供給メカニズムの設計)