- 近代日本の労務供給請負業
-
- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2015年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623072729
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[BOOKデータベースより]
いかに労働市場が成立したのかを読み解く―現代にも通底する労働市場の問題を、近代日本における労務供給請負業の実態を考察することで明らかにする。
序章 課題と研究史の再検討(課題と問題意識;研究史の再検討;本書の構成)
[日販商品データベースより]第1章 近代繊維工業女性労働者の募集方法―女工と労務供給請負業(製糸業;綿紡績業;織物業 ほか)
第2章 一九二〇年代の女工供給(保護)組合―「組合」の女工供給事業(岐阜県の女工供給組合;山梨県の女工供給組合;新潟県の女工保護組合 ほか)
第3章 三菱財閥傘下重工業企業・事業所の臨時職工・人夫と労務供給請負業(三菱長崎造船所の臨時職工・人夫と労務供給請負業―一九〇〇年前後〜一九二五年;三菱財閥傘下重工業企業・事業所の「期限付臨時雇職工」―一九二四年〜一九三八年)
第4章 両大戦間期の臨時工と労務供給請負業(一九二〇年代の臨時工と日雇労務者;一九三〇年代の臨時工と労務供給請負業)
終章 政策と理論(政策の展開と帰結;理論的考察)
従来「生産過程」を重視してきた日本経済史・労働史・労資関係史の研究に対し、現代の「労働者派遣法」にも通底する労働市場の問題を、近代日本の労務供給請負業とその業者や労働者を考察することで明らかにする。