- なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか 増補
-
済州島四・三事件の記憶と文学
平凡社ライブラリー 828
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2015年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582768282
[BOOKデータベースより]
一九四八年四月三日、済州島で、朝鮮の南北分断に反対する武装蜂起は、三万人以上が犠牲となるジェノサイドとなった。この済州島四・三事件を半世紀にわたって書きつづけてきた小説家・金石範と蜂起に参加しながら沈黙してきた詩人・金時鐘との政治・歴史・文学をめぐる激烈なる対話。14年ぶりの対談を増補!!
第1部 「解放」から四・三前夜まで(「解放」をどのように迎えたのか;「解放」直後―民族独立への動き;信託統治問題と米ソの対立 ほか)
第2部 四・三事件とその意味(四・三蜂起当日と直後;五月一〇日の単独選挙ボイコット;郵便局事件 ほか)
第3部 悲しむ自由の喜び(二〇〇〇年代の四・三;「鬼門」だった韓国;金時鐘、半世紀ぶりの済州島 ほか)
朝鮮の南北分断に反対する武装勢力が犠牲となった済州島四・三事件。以来、半世紀にわたって書き続けてきた小説家・金石範と、蜂起に参加しながら沈黙してきた詩人・金時鐘との政治・歴史・文学を巡る激烈なる対話。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 新・韓国現代史
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2015年12月発売】
- 中国の歴史 4
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2020年11月発売】
- 安重根の平和思想と人文学的想像力
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2025年03月発売】
在日を代表する二人の作家が、四・三事件の闘いの現在と文学の軌跡を再び語りあい、記憶と歴史を回復する文学の可能性を追求する。