[BOOKデータベースより]
巣はにぎやか。巣はいごこちがいい。巣はいろいろ。巣は…くふうがいっぱい。巣は、さまざまに工夫をこらされた生き物たちの「家」。それぞれの生き物が、それぞれの生態にあわせていごこちがよくなるように、知恵をしぼってつくっています。生物多様性にもふれられる、美しいイラストの知識絵本。
[日販商品データベースより]巣は、様々に工夫をこらされた生き物たちの「家」。それぞれの生き物が、それぞれの生態にあわせていごこちがよくなるように、知恵をしぼってつくっている。生物多様性にもふれられる、美しいイラストの知識絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- イグアノドンのツノはなぜきえた? すがたをかえる恐竜たち
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年07月発売】
- 海にしずんだクジラ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年08月発売】
- ホッキョククジラのボウ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年05月発売】
泥の巣、浮き巣、大きな巣に小さな巣。生き物の巣には沢山の工夫がこらされています。生物多様性にも触れられるイラストの知識絵本。
チッチ、ブンブン、キーキー、ブクブク。外に出てよく耳を澄ましてみると、その音はあちらこちらから聞こえてきます。にぎやかで、温かい。そしてしっかりと守られている。生き物たちの子育ての営みを支える、かけがえのない場所、巣。その様子を、のぞいてみましょう。鳥の卵にとって居心地のいい巣、目を凝らすと親鳥が集めているのは木の葉や枝ばかりではないみたい。一緒に編みこまれているのは草や動物の毛、コケや植物の綿毛。これがふかふかの秘密なんですね。敵から身を守るため、トゲの生えたサボテンに巣を作るのは、サボテンフクロウやサボテンミソサザイ。立っているママやパパの足は・・・痛くないのでしょうか?ヤツメウナギの産卵場所は浅い川。吸盤のような口で石ころを動かして作ります。野球ボールほどの大きさの石、はたしてどうやって動かすのでしょう。そして卵を産みつけると・・・!生きものの生態を独自のまなざしで見つめ、詩的で抒情的な文章で、その存在を身近に感じさせてくれるダイアン・アストンと精緻なのに温かく、色彩ゆたかな絵でのびやかに生きものたちを表現するシルビア・ロング。小学校の教科書にも掲載されている『たまごのはなし』でおなじみのこの名コンビが最新作のテーマに選んだのは「巣」。「ほかほかの」巣、「めだたない」巣、「よりあつまった」巣、「かりものの」巣。鳥、ほ乳類、は虫類や両生類、魚に昆虫、彼らはそれぞれの特徴や暮らし方にぴったりの、産みやすい、育てやすい巣を作っています。ページをめくりながら生きものによる巣の違い、その知恵に驚嘆し、ぬくもりと神秘に溢れたイラストは美しい画集を眺めるような気分に満たしてくれます。パタパタ、ゴソゴソ、クーンクーン、巣はとてもにぎやか。でもそれは、子どもたちが飛んだり泳いだり、歩いたりできるようになるまでのこと。そして、巣は…?ラストシーンの静謐な余韻が胸に響くのは、私たち人間も、精いっぱい子育てをする生物だから、かもしれませんね。
(絵本ナビ編集部 竹原雅子)
このお話にはいろいろな鳥の巣がたくさん載っていました。日頃みることのない物も多かったのでうちの子は大興奮!!今思えば鳥の巣ってなかなか見ることができないのでこの絵本みたいに、絵でもいいから見ることができて、しかも解説してくれてあるこの絵本はすごいなって思いました。(イカリサンカクさん 30代・石川県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】