[BOOKデータベースより]
ジィちゃんがいなかからやってきた。ティーシャツのすそをズボンにいれて、いつもにこにこわらってるだけのジィちゃん。なんだかぼくのジィちゃんかっこわるい…。でもジィちゃんには、ぼくがしらないすごいひみつがあったんだ。
[日販商品データベースより]ぼくの運動会の応援のために田舎からやってきたジィちゃん。服装はださいし、いつもニコニコしているだけで、なんだかカッコ悪い。ジィちゃんに徒競走で早く走るコツを聞いたら「みぎあしを まえに だしたら、つぎは ひだりあしを まえに だす。それを だれよりも はやくする。ただ それだけじゃ」だって。そんなの当たりまえ〜。でも運動会当日、ぼくはジィちゃんのすごい秘密を知ってしまったんだ……。新しいおじいちゃん像を描いた心温まる作品です。
【ここがポイント】
・ジィちゃんの隠された秘密にアッと驚かされます
・運動会のシーンのスピード感溢れる絵に注目
・読み聞かせで大盛り上がり必至です
【出版社コメント】
いつもにこにこ穏やかで、誰にでもやさしく、孫には特に甘い。この絵本に登場するのは、そんなどこにでもいる普通のおじいちゃんですが、実はすごい秘密を隠しています。まだまだ元気な現代のおじいちゃん世代。従来のイメージにとらわれない、新しいおじいちゃん像をユーモラスに描いた絵本です。同級生やそのお父さんたちの、人間味あふれる表情の変化にもご注目ください。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 少年とクスノキ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年05月発売】
- このほしのこども
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年11月発売】
- きたよ きたよ きせつのこ
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年06月発売】
- 宇宙人っているの?
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2016年06月発売】
- くまのこのるうくんとおばけのこ
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2020年10月発売】
田舎からやってきたぼくのジィちゃん。変なTシャツ着て、にこにこ笑ってるだけのジィちゃん。なんだかかっこわるい。でも、ジィちゃんには、ぼくが知らないすごい秘密があって・・・。明日は運動会。とうさんは、走るのが早いから「PTAクラスたいこうリレー」の選手。だけど、ぼくはクラスで一番走るのがおそい。「ぼくは、また ビリに きまってる。いやだなぁ・・・。」その夜家にやってきたのが、ジィちゃん。ジィちゃんは子どもの頃走るのが早かったって言うけど、信用できない。だって、コツを聞いたら「右足を前に出したら、次は左足を前に出す」って。あたりまえのことを言うんだもの。当日、ぼくはやっぱりビリだった。がっかりしていたぼくに、追い打ちをかけるように、とうさんが仕事でリレーに出れなくなった。相手チームのアンカーは、元陸上選手のハヤトくんのおとうさんなのだ。急にアンカーをやってくれる人なんていないよ。その時、ピンチヒッターとして立候補してきたのは、思いもかけない人だった!?読み終わって出る感想はとにかく1つ。「ジィちゃん、かっこいい!!」年なんて関係ない、かっこいいものはかっこいい。輝いている人は輝いているのです。吉田尚令さんが描く、スピード感あふれる運動会シーンは最高。ぼくの中のジィちゃん像が変わっていく瞬間を迫力たっぷりに魅せてくれます。読後感が気持ちいい、ドラマチックな一冊です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
もうすぐ運動会がある小2の息子。
徒競走はビリではないけど遅いです。
そんな息子に読んだら、ジィちゃんがリレーで走るところで本当に走っているかのように興奮してました。
ジィちゃんすごいね!!と言う息子に、おじいちゃんも速かったんだよと
25年以上前に亡くなっていて会ったことないおじいちゃんの話をしました。
会ったこともなく、あまり親近感のないおじいちゃんを少しは身近に感じたかしら?
おじいちゃんに足が速いか聞きたくなる絵本です。(はーとままさん 40代・神奈川県 男の子7歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】