- 完本密命 巻之2
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祥伝社文庫 さ6ー54
弦月三十二人斬り
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784396341060
[BOOKデータベースより]
御家騒動から七年後。相良藩の江戸留守居役となった金杉惣三郎は、財政の建て直しに忙しく、我が子とゆっくり向き合う暇もない。そんな折り、藩の下屋敷が黒装束の一団に襲撃された!普請奉行・大岡忠相らとともに探索に乗り出した惣三郎は、やがて将軍家をおびやかす遠大な陰謀を突き止める。将軍宣下を控えた徳川吉宗にかかわる、驚愕の秘密とは…!?
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累計発行部数700万部を誇る、著者の時代小説デビュー作『密命』が、改訂新版の「完本」としてこの3月から生まれ変わります。完結をふまえて著者が全面的に加筆修正。さらにカバーも一新します。(画:村田涼平)また文字を大きくして書体、文字組も変更、更に読みやすくなりました。巻頭には主要キャラクター紹介と地図、巻末には「完本」刊行によせて、佐伯先生のコメントが入ります。 【<新装改訂版「完本 密命」>ここが変わります】@全巻完結をふまえての、著者による加筆修正 A主要キャラクターを紹介する人物表と地図を全巻に新たに収録 B装丁一新。村田涼平(『軍鶏侍』など装画作品多数)による書下ろし新カバー絵 C活字を大きく、書体、文字組を変更し一層読みやすくなります 【完本 密命シリーズ刊行によせて 著者のことば】『密命 見参! 寒月霞斬り』が世に出たのが十六年前のことだ。巻を重ねて二十六巻『晩節 終の一刀』で完結した。この度、通巻して手を入れる機会を得た。密命シリーズは、私にとって、「時代小説とはなにか」ということを勉強させてくれた作品であった。剣豪小説であると同時に家族それぞれの絆、成長や挫折、喜び哀しみを描写してきた家庭劇だ。核家族になって家族の結びつきが希薄になった現代だからこそ、こんな物語があってもよいのではと思う。 ※1、2巻は同時発売。B巻は4月、C巻は6月、D巻は7月の刊行予定です。(以下26巻まで続刊)