鯨塚からみえてくる日本人の心 ４

鯨の記憶をたどって南海域へ　

農林統計出版
宮脇和人

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2015年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784897323176

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　太平洋で結ばれる地域（熊野と土佐；和歌山県と千葉県；捕鯨）
第２章　熊野の鯨塚（熊野の西；太地町；三輪崎）
第３章　奥熊野の捕鯨と鯨塚（奥熊野の捕鯨；奥熊野の鯨塚；数字の謎）
第４章　土佐（土佐をみわたす；土佐捕鯨の中興；土佐清水　ほか）
第５章　捕鯨のあった風景（太地町の現在；捕鯨のあった風景；捕鯨の花形　ほか）
第６章　鯨祭祀論（なぜ鯨を祀るのか；紋九郎鯨型伝説；大背美流れを分析する　ほか）
終章　鯨の魂は供養できるのか（鯨は成仏できるのか；様ざまな仕掛け；救う側の創出）

[日販商品データベースより]

日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡がある。本書は、熊野から太地、土佐の鯨にまつわる有形・無形の記憶から、伝統的な地域文化を探る。残された史跡や伝承から、日本人がもつ高い精神性が垣間みえる。