ソローキンとペレーヴィン

対話する二つの個性
ユーラシア・ブックレット　ｎｏ．１９９

東洋書店
ボリス・ラーニン　貝沢哉　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2015年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784864591966

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　二人の作家のデビュー作―『行列』と『虫の生活』『オモン・ラー』（別々のコースを歩んでいたソローキンとペレーヴィン；ソローキンのデビュー作『行列』；ソ連の日常生活の鏡としての『行列』　ほか）
第２章　対話の始まり？（九〇年代半ば以降）―『青い脂』と『チャパーエフとプストター』『ジェネレーション“Ｐ”』（ソローキンの小説『ノルマ』と『ロマン』；『青い脂』；ソローキンの高度に技巧的な文体　ほか）
第３章　挑戦と反撃―ソローキンの『氷』三部作ＶＳ．ペレーヴィンの吸血鬼二部作（『氷』三部作；『二三〇〇〇』；ソローキンの進化の過程　ほか）

[日販商品データベースより]

現代ロシア文学をリードする作家、ヴラジーミル・ソローキンとヴィクトル・ペレーヴィン。彼らの文学を紹介しつつ、作風と作品の背後にあるもの、２人の作家の間の密かなライバル関係を浮き彫りにする。