- 金融システム改革と東南アジア
-
長期趨勢と企業金融の実証分析
開発経済学の挑戦 6
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784326546053
[BOOKデータベースより]
東南アジアでは東アジアと異なり金融と工業化との間の「かい離」が基盤的構造となった。「東アジア型の工業化過程」とは異なる固有の特徴を持つ東南アジアの金融システムの構造を明らかにし、あるべき金融改革を提言する。
序章 東南アジアの経済と金融改革
第1章 東アジア金融システム改革:論点整理
第2章 東南アジアの工業化と金融システム
第2章補論 戦後タイ金融システム発展の数量把握
第3章 東南アジアの企業金融の再検証:工業化と金融システムの観点から
第4章 東南アジアにおける企業の分布と資金調達:外国所有と企業公開
第5章 企業の上場行動と証券市場の機能:1990年代前半期のタイを事例に
第6章 アジア債券市場の現状と課題
第7章 金融システムは変容したか:2000年代の環境変化
終章 金融システム改革と東南アジア
東南アジアでは東アジアと異なり金融と工業化との間の「かい離」が基盤的構造となった。その点から、東南アジアでは、金融システムの構造を決めているのは資金需要サイドであり、金融システムの構造変換は資金需要サイドを決める実物部門の構造変化に依存するところが多い。この点で本書は従来からの視点を転換する必要性を訴える。
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東南アジアでは東アジアと異なり金融と工業化との間の「かい離」が基盤的構造となった。その点から、東南アジアでは、金融システムの構造を決めているのは資金需要サイドであり、金融システムの構造変換は資金需要サイドを決める実物部門の構造変化に依存するところが多い。この点で本書は従来からの視点を転換する必要性を訴える。