- 日本の英語教育における文学教材の可能性
-
- 価格
- 8,250円(本体7,500円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894767379
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 問いからはじめる発達心理学 改訂版
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】
- 小学校の先生のための英語基本フレーズ400
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年03月発売】
- 行為主体性の進化
-
価格:3,410円(本体3,100円+税)
【2023年11月発売】
- 英語教育学大系 第3巻
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2010年11月発売】
- 英語教育学大系 第12巻
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2011年05月発売】
[BOOKデータベースより]
本書では、文学には、皮肉やユーモアなどといった文学を理解し楽しむために必要なcreativity、書き手や話し手の語り口という文章を理解するために必要なnarrativityがふんだんに含まれているという点から、文学教材が単なる事実文、報告文、作られた会話文よりもコミュニケーション能力育成のための活動に有益であることを論じる。
序論 コミュニケーション能力育成時代の文学教材―その位置づけと問題点
第1章 コミュニケーション能力育成を目指す英語教育と文学教材―中学校、高等学校、大学の読解教材を中心に
第2章 海外の英語教育および外国語教育における文学教材
第3章 日本の英語教育におけるオーセンティック教材の解釈―1980年代から2000年代に起きた出来事を踏まえて
第4章 「オーセンティック」教材と文学教材の境界再考―“literariness”を尺度として
第5章 creativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
第6章 narrativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
第7章 文学教材を使った英語教育の実践例―大学から、高等学校、そして中学校まで
結論 日本の英語教育における文学教材―今後の課題と展望