- 美少年尽くし
-
江戸男色談義
平凡社ライブラリー 826
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582768268
[BOOKデータベースより]
主従の契り、出家、死と破滅―男色大百科事典『男色大鑑』や男色指南書『葉隠』などのエピソードを辿りながら、江戸期に称揚された美少年愛に、三島由紀夫に通ずる強烈なナルシシズムに彩られた日本的≒男色的美学を見出す。
女がいいか、男がいいか―『田夫物語』その一
少年老い易く…―『田夫物語』その二
破滅にむかう美学―『田夫物語』その三
愉快なナルシシズム―『色物語』その一
ああ、主従の契り…―『色物語』その二
甘酒、ときどき淡水―『色物語』その三
色の道は中庸でいこう―『色物語』その四
かたちを変えた心中―『男色大鑑』その一
美男美女、散り方の違い教えます―『男色大鑑』その二
男だけの小宇宙―『男色大鑑』その三
美少年と美女が限りなく近づく時―『男色大鑑』その四
色道の美学をつきつめてみる―『男色大鑑』その五
死の直前の美少年は最高に輝く―『男色大鑑』その六
サムライ少年のチャンバラ願望―『男色大鑑』その七
永遠に一体であるために―『葉隠』その一
恋のルールは一生ひとりを愛し抜くこと―『葉隠』その二
男らしい男に抱きかかえられたい―『仮面の告白』その一
空高く、海の青のごとく爽やかに飛べ―『仮面の告白』その二
男だけの小宇宙、主従の契り、死と破滅…。『色物語』『男色大鑑』などのエピソードから、江戸期の男色と色道の美学を軽やかに紹介。三島由紀夫に通ずる強烈なナルシズムに彩られた、男色美学の系譜を辿る。
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