- 大伴家持
-
氏族の「伝統」を背負う貴公子の苦悩
日本史リブレット 人 010
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634548107
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[BOOKデータベースより]
「かりそめにも先祖の名を絶やすことのないようにせよ」。大伴氏の危機を察し、軽挙妄動を慎しむよう家持がうながした「族を喩しし歌」。しかし、その七年後、権威を振りかざす藤原仲麻呂に対し、志を同じくする他氏の数名とともにみずからも挑んでいた。権力を握る有力者の盛衰に翻弄されるなかで、一番の支えは、代々守りぬいた氏族の名誉と誇りだったのではないだろうか。疫病・政争・戦争のなかを生きぬいた、奈良時代貴族の生涯をたどってみたい。
奈良時代貴族社会への招待
[日販商品データベースより]1 名門貴族としての大伴氏
2 内舎人と貴族社会
3 地方赴任と中央政界
4 専制権力のもとで
5 議政官への道
6 天皇との衝突
家持の生きた貴族社会
万葉歌人として著名な家持は、名門大伴氏の嫡流に生まれ、疫病・政争・戦争という波乱のなかを生きぬいた貴族。王権をめぐる勢力や事件に翻弄された生涯を通して、奈良時代像を考える。