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価格:13,200円(本体12,000円+税)
【2021年03月発売】
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【2021年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「句あるべくも花なき国に客となり」
[日販商品データベースより]「春はものゝ句になり易し京の町」
「手向くべき線香もなくて暮の秋」
「有る程の菊抛げ入れよ棺の中」
「秋風や唐紅の咽喉仏」
「別るゝや夢一筋の天の川」
「秋の江に打ち込む杭の響かな」
「生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉」
「叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉」
「ぶつぶつと大な田螺の不平哉」〔ほか〕
短詩型の「俳句」には、ズバリ漱石の「直截の声」が、果断なく響いている。本質のリンクする2句を軸に、漱石俳句を論じた学術的エッセイ集。漱石の諸々の事項との縦横の叙述に、漱石文学の全容が彷彿する。