[BOOKデータベースより]
自分の町を作ってみよう!カバー折り返しの図形を使って、家やお店を作ろう。(色紙を切ったり、好きな絵を描いてもいいよ。)最後のページの地図の上において、町を作ってみよう。(友だちの地図とつなげると、もっと大きな町ができるよ。)
[日販商品データベースより]もしぼくがまちをつくるとしたら、ここに何があったらいいだろう。ページをめくるごとにアイテムが増えて、ぼくのまちがだんだんできあがっていく。子どもの自由な発想で、自分らしいまちをつくる絵本。
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- 親子あそびのえほん
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2015年09月発売】
さて、考えてみて。きみの家のこと。きみの住む町のこと。どんな町に住んでみたい?何があったら嬉しい?友だちとどんな所に遊びに行きたい?「うーん・・・何となく想像がつかないなあ。」そこでスギヤマカナヨさんが作ってくれた、こんな絵本!ページをめくると、真っ白な画面。そこに、まずは「ぼくの家」。それから、ちょっと近くに「ともだちの家」。すぐに遊びに行けるのがいいよね。みんなで探検できる森や小川もほしいな。大好きなカレーパンが売っているパンやも忘れちゃいけない。弟にはケーキやさんもね。こんな風に、子どもの自由な発想でアイコンが次々に置かれていくうちに、だんだんと「ぼくの町」が出来上がっていきます。学校はこの辺り。行き帰りはくねくねやジグザグの楽しい道がいい。みんなの安全を守ってくれる警察署と消防署も必要だ!・・・気がつけば、すごくにぎやかになってきた「ぼくの町」。いいね、いいね。あとは「きみの家」に行くために、何があればいいのかな?自分が好きな町をつくるって、すごく楽しい! 考えるって面白い!この絵本は教えてくれます。さあ、読み終わったらきみの番。最後のページにある地図に「きみの町」を作ってみてね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
3歳の娘、8歳の息子と読みました。
子供たちのパパはネパール人。
大好きなパパの国、パパの故郷の街で大地震が起きて3日。
たくさんの建物が倒壊していった様子、
がれきになった街の映像がニュースで流れ、
我々大人も、大変なショックを受けました。
この絵本は東日本大震災の後に、
作者のすぎやまさんの復興への思いが込められ、
出版された一冊だそうです。
なにもかもがなくなってしまった街から、
また家が生まれ、
商店が生まれ、学校が、病院が、警察が、
街が作り出されていく様子が、
そして前を向いていくエネルギーが、とてもよく伝わってきて、
涙が出そうになりました。
災害には勝てない人間は弱い。
でも、どんなときにも、また立ち直る力があるのもまた人間。
そんな人間の強さを、ひしひしと感じる力強く暖かい一冊です。
私たち家族にとっても母国のネパールが大変な今、
私たちに何ができるか。
被災地のみなさんの立ち上がっていく力強さを
何かの形ですこしでも力になれたら。
心の底からそう思わされた一冊です。(ムスカンさん 30代・東京都 男の子8歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】