[BOOKデータベースより]
それぞれの人生、それぞれの道。セラピストとクライエント。別々の人生の営みが、心理臨床という場で溶け合い響き合う。クライエントだけでなく、セラピストの人生をも描き出した稀有な事例集。
1 子ども(非行臨床と私―ある家庭裁判所調査官の事例研究;警察の少年補導職員から心理臨床家へ―「聞く」ということ;「児童福祉」における心理臨床―児童心理司だからできることを模索して)
2 学校・会社(教育と心理の往還―教師が心理臨床の眼を持つとき;学生と共に歩む心理臨床―学生相談とボランティア活動;会社員から臨床心理士へ―産業臨床における葛藤とやりがい)
3 女性(カウンセラーの存在―自分らしく生きていくために;闇に一条の光射す―希望についての一考察;さまざまな「母」との出会い―保護者面接と面接契約)
4 身体(心身症と私―身体症状は魂からのメッセージ;小児医療と心理臨床―あらためて、そのパラダイムの相違と統合;死にゆく人と出会う―在宅緩和ケアにおける心理臨床)
5 心理臨床と生きるということ(私の半生―心理臨床と教育と)
セラピストとクライエント。別々の人生の営みが、心理臨床という場で溶け合い響き合う。クライエントだけでなく、これまで語られることのなかった、臨床におけるセラピストの人生の影響について語る、稀有な事例集。
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心理臨床とは、クライエントがセラピストと出会い、自らが抱えている問題と向き合う作業である。二人の人間が出会うことによって、臨床の場では、クライエントだけでなくセラピスト自身も大きな影響を与え、また受けることになる。本書の著者のほとんどは、いったん社会に出て活躍した後に臨床心理学を学び直し、志を立ててセラピストになった人たちで、本書は、これまで語られることのなかった臨床におけるセラピストの人生の影響について語った希有な事例集である。