[BOOKデータベースより]
種々の決まり=社会規範は、私達の生活する社会の根幹を成している。そのような仕組みを支える、ヒトの認知・感情メカニズムを探る。
序章 「社会の決まりはどのように決まるか」という問い
第1章 協力の進化―人間社会の制度を進化生物学からみて
第2章 集団における協力の構造と協力維持のためのルール―進化シミュレーションと聞き取り調査
第3章 規範はどのように実効化されるのか―実験的検討
第4章 間接互恵性状況での人間行動
第5章 人間と動物の集団意思決定
第6章 集団の生産性とただ乗り問題―「生産と寄生のジレンマ」からの再考
法律のような明文化されたルールから、暗黙裡に共有される「?すべき」という信念に至るまでの様々な社会規範は、重要な文化的装置であると同時に、動物とヒトの社会を区別する上で最も重要な鍵でもある。社会規範の成立と維持を支える人間の特性について、生物学者と社会科学者が、分野を超えた研究連携の具体的な展開を示す。
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種々の決まり=社会規範は、私達の生活する社会の根幹を成している。そのような仕組みを支える、ヒトの認知・感情メカニズムを探る。