- マーラーを識る
-
神話・伝説・俗説の呪縛を解く
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784871983136
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[BOOKデータベースより]
第1番は“巨人”ではない/第2番を“復活”とは名づけていない/第3番のタイトルが無視される謎/第4番の最初の構想は謎が多い/第5番こそ第1番である/第6番の“悲劇的”はタイトルではない/第7番を“夜の歌”と呼ぶのは間違いだ/第8番を“千人の交響曲”と呼ばれることをマーラーは拒否した/第9番は幸福な日々の中で書かれた/第10番の未完の理由。これまでの通説を覆し、作品鑑賞を革新する、衝撃の書!
マーラーの交響曲において「標題」とは何か
[日販商品データベースより]交響曲第一番
アルマの回想録の嘘
交響曲第二番
戦時下の日本中でマーラーが鳴り響いた日々
交響曲第三番
交響曲第四番
マーラーとバイロイト
交響曲第五番
交響曲第六番
交響曲第七番
ヴァルターもプレンペラーも弟子ではない
交響曲第八番
“大地の歌”は交響曲か?
フルトヴェングラーはマーラーが苦手だったのか
交響曲第九番
交響曲第十番
これまでの通説を覆して作品鑑賞を革新し、日本でのマーラー受容をめぐる現在の状況に一石を投じる衝撃の書!!
マーラーほど紋切り型の言葉で語られる作曲家はいないのでは、と思うほど、「死の影におびえていた」とか「不遇であった」などと繰り返し書かれ続けている。 そういった思考停止状態のおざなりな解説が、近年ますます増えているようにも思われる。本書では、マーラーに関して根強くはびこっている俗説を、LPとCDに関しては、すべて収集した現物に当って確認し、できるだけ信頼できる資料に基づいて検証する。
マーラーの音楽をこよなく愛するがゆえに、惰性で付けられている「タイトル」や決まり文句のような解説などに違和感を持ちつづけている人のモヤモヤ感を解消をする一助となる書!!