[BOOKデータベースより]
文章を残さなければ、「自分らしい旅」にはならない。いつまでも記憶に残る轡田流「旅の作法」と「文章の技術」。
第1章 観光客から「旅行家」にヘンシンする法(旅の体験を伝えるために、「言語」は生まれた;あなたは「観光客」か、それとも「旅行家」か? ほか)
第2章 「自分らしい旅」の演出&観察法(「書く」行為を前提にすれば、「自分らしい」旅ができる;そこに在るものだけを見ていては、旅はすぐに古びてしまう ほか)
第3章 「いい文章」のマネをする技術(定評のある「いい文章」を、読んでマネしてみよう;「ネライを定めた文章」は、いきいきとしている ほか)
第4章 「最初の一行」を書きはじめる技術(谷崎潤一郎も村上春樹も、筋を最後まで考えずに書き出す;スケッチや余白の走り書きが、紀行文を書くときの記憶の助けに ほか)
第5章 他人に読んでもらえる文章の「基本」(自分の文章の最初の読者は自分。厳しく批評しながら読もう;決まり文句はなかなかやっかいな存在。ハマルこともあるが、なるべく避けよう ほか)
老いては旅に出でよ。人は旅を記すことで何度でも生まれ変わることができる。人生を豊かにする旅の作法と、旅の風景、思い出、様々な出来事を文章に著す技術が同時に学べる1冊。
老いては旅に出でよ。旅の風景、思い出、さまざまな出来事を文章に著す技術。人は旅を記すことで何度でも生まれ変わることができる。