[BOOKデータベースより]
子どもだけを見ていても、ほんとうのことは分かりません。20年以上にわたって母と子の「関係」を診てきた精神科医が、ゆがんだ「甘え」のかたちに発達障碍の本質を読む。
1 発達障碍は今どのように捉えられているか(発達障碍はどのように捉えられてきたか;「個」から見る発達障碍、「関係」から見る発達障碍)
2 乳幼児期の発達障碍に見られる母子関係(母子関係から見た乳幼児期の発達障碍;乳幼児期の母子関係の難しさはどこからくるのか)
3 「甘え」体験の質は人の一生を左右する(乳幼児期以降、発達障碍はどのように変容していくか;学童期;前思春期;思春期―「性」をめぐる混乱;青年期・成人期に入ってはじめて浮上してくる問題)
4 発達障碍をどのように治療するか(発達障碍に対する心理療法の原理と原則)
母子をひとつのユニットと捉え、その「関係」におけるこころの動きに焦点を当てることで見えてくるものとは。子が見せる屈折した「甘え」のかたちに着目し、発達理解の新しい地平を拓く。
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母と子の「関係」におけるこころの動きから見えてくるものとは? 屈折した「甘え」のかたちに着目し、発達理解の新しい地平を拓く。