[BOOKデータベースより]
この出来事は日本人にとっても、決して対岸の火事ではない。三十年近くにわたり、アラブ世界を見続けた気鋭のジャーナリストが中東民衆革命の意味を問う!「革命」は徒労だったのか。2014年第12回開高健ノンフィクション賞受賞作。
第1章 すべては徒労だったのか―再びタハリール広場へ(二〇一四年一月)
第2章 ジャスミンと紫陽花―「あなたは何者なのか」という問い
第3章 独裁者と盆栽―内戦初期のシリア潜入記(二〇一一年十二月)
第4章 「アラブの春」から「イスラームの春」へ―広場よ、君はどこに行っていたんだ(二〇一三年一月)
終章 強さ
宗教勢力の反動を呼び、中東を未曾有の混乱に陥れた「アラブの春」は徒労だったのか。アラブ世界を見続けた気鋭のジャーナリストが、中東民衆革命の意味を問う。〈受賞情報〉開高健ノンフィクション賞(第12回)
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宗教勢力の反動を呼び、中東を未曾有の混乱に陥れた「アラブの春」は徒労だったのか? 革命の意味を模索しつつ、3.11後の日本を考えるうえでも示唆的な内容を含む、2014年度開高賞受賞作品。