[BOOKデータベースより]
東洋思想の特徴そのものといえる事理一体・道器一貫を、戦闘技術=武のなかに見出した「日本の武道」。その歴史的背景を、日本における武術の黎明期から現代まで克明に追う。
第1章 武の論理―バイオレンスはいかに封じ込められ、そして生きているか
第2章 心法武術―技をめぐる悟りの世界
第3章 武道とは何か―概念史からの接近
第4章 柔道―心法から科学へ:嘉納治五郎が封印した世界
第5章 武と武道の国際化
エピローグ 術と道
東洋思想の特徴そのものといえる事理一体・道器一貫を、戦闘技術=武のなかに見出した「日本の武道」。豊富な史料を駆使し、その歴史的背景を、日本における武術の黎明期から現代まで克明に追う。























人身殺傷技術である「武」は、如何にして高い精神性をもつ「武道」となったのか。日本独自の武術の歴史を豊富な資料を駆使して詳説。