[BOOKデータベースより]
戦乱の時代にはあやしい異能者が跋扈する。戦国時代に最も活躍した「連歌師」もその一種であった。彼らはただ和歌や連歌を詠んだり指導したりしていただけではない。諸国を廻り、武将間のメッセンジャーやネゴシエイターをつとめ、困窮する公家のサイドビジネスの口利きをするなど、「裏稼業」を通じ、戦国の世に欠かせない存在となっていった。芸能人という身分で戦乱の世を駆けめぐった連歌師。その行動と軌跡は、乱世の裏面をうかがわせる。
第1章 武将はなぜ連歌をしたのか
第2章 連歌師と武将
第3章 三人の連歌師
第4章 公家と連歌師
第5章 連歌、武家の行事となる
第6章 連歌の「意図」を読む
第7章 軍師の連歌
第8章 連歌その後
戦国時代の武将たちの社交の場に臨み、諸国を回った「連歌師」は、インテリジェンス、ネゴシエイターでもあった。戦乱の世における連歌師の「役割」と武将たちとの交わりを通して、乱世の裏面を垣間見る。
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戦国時代の武将たちの社交の場に臨み、諸国を回った「連歌師」は、インテリジェンス、ネゴシエイターでもあった。