- オリンピックの身代金 下
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062779678
[BOOKデータベースより]
要求金額は8千万円。人質は東京オリンピックだ―五輪開催を妨害すると宣言していた連続爆破事件の犯人、東大生・島崎国男が動き出した。国家の名誉と警察の威信をかけ、島崎逮捕に死力を尽くす捜査陣。息詰まる攻防の末、開会式当日の国立競技場を舞台に、最後の闘いが始まった!吉川英治文学賞受賞作。
[日販商品データベースより]要求金額は八千万円。人質は東京オリンピックだ――五輪開催を妨害すると宣言していた連続爆破事件の犯人、東大生・島崎国男が動き出した。国家の名誉と警察の威信をかけ、島崎逮捕に死力を尽くす捜査陣。息詰まる攻防の末、開会式当日の国立競技場を舞台に、最後の闘いが始まった! 吉川英治文学賞受賞作
いったいオリンピックが決まってから、東京でどれだけの人夫が死んだのか。ビルの建設現場で、橋や道路の工事で、次々と犠牲者を出していった。新幹線の工事を入れれば数百人に上るだろう。それは東京を近代都市として取り繕うための、地方が差し出した生贄だ。
――本文より――
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昭和39年夏、オリンピック開催を目前に控えて沸きかえる首都・東京で相次ぐ爆破事件と犯行声明。警察と国家の威信をかけた捜査が展開される。圧倒的スケールと緻密な描写で描く、エンタテインメント巨編!