[BOOKデータベースより]
第1章 高層建築物の基礎知識(定義と概要1―高層建築の定義;定義と概要2―高層建築と超高層建築 ほか)
第2章 高層建築物のつくり方(計画と設計1―企画から竣工までの流れ;計画と設計2―建築設計の分業 ほか)
第3章 高層建築物を守る(災害の種類;地震対策1―地震による建物の揺れ ほか)
第4章 高層建築物が解体されるまで(建築物の利用と再生;保守・修繕1―マンションの大規模修繕 ほか)
第5章 高層建築物の存在意義(意義1―権力と高さ;意義2―シンボルから都市へ ほか)
基本的な知識を知りたい人に向けて執筆。日本の優れた建設技術、構造技術、解体技術など、高層建築の多面的な側面を図解入りで解説する。「建物の省エネルギー」「タコマ橋の崩壊」などコラムも掲載。
現代都市において限られた土地を利用できる高層建築物は必要不可欠な存在です。一方でシンボル的な存在にもなります。また地震が多い日本では、より確実な安全性が求められます。高層建築は社会的な存在であり、時として象徴的な意味を持つことがあり、技術や環境の問題とも関わります。本書は、こうした高層建築物の基本的な知識を知りたい人に向けて執筆されました。日本の優れた建設技術構造技術それと解体技術など高層建築の多面的な側面をわかりやすく図解入りで解説しました。見開き2ページの単位でさまざまなトピックを取り上げているので、どこからでも気軽に読み始めることができます。