吉田松陰とその家族

兄を信じた妹たち
中公新書　２２９１

中央公論新社
一坂太郎　

• 価格: 968円（本体880円＋税）
• 発行年月: 2014年10月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784121022912

内容情報

[BOOKデータベースより]

読書好きの家庭に生まれた吉田松陰は、おおらかな母滝や教育熱心な父百合之助、弟思いの兄梅太郎、個性豊かな妹弟や叔父に囲まれ育った。明治維新の立役者となる多くの若者たちを育てた松陰の生涯は、常に捨て身で革新的な思想を主張し、脱藩や二度の投獄、処刑へと至る壮絶なものであったが、周りにはいつも家族や同志の支えがあったのだ。松陰と彼を愛した人々、彼の「志」を受け継いだ者たちを描く幕末群像。

第１章　「山宅」の思い出
第２章　歪な幼少期
第３章　松陰の旅立ち
第４章　アメリカ密航未遂事件
第５章　野山獄から幽囚室へ
第６章　松下村塾を主宰する
第７章　志を貫き倒れる
第８章　松陰の復権
第９章　明治を生きた松陰の家族たち

[日販商品データベースより]

吉田松陰の生涯は、常に捨て身で革新的な思想を主張し、脱藩や２度の投獄、処刑へと至る壮絶なものだったが、周りにはいつも家族や同志の支えがあった。松陰と彼を愛した人々、志を受け継いだ者たちを描く幕末群像。