[BOOKデータベースより]
17世紀、フェルマーとパスカルの手紙のやりとりにより始まった確率論。ほぼ同時期に、イギリスで「政治算術」という名のもとに始まった統計学。それらは、どのような発展を遂げ、現代に至ったのか。確率統計学の創出と発展に寄与した天才たちのセンスあふれる発想とその偉大な成果を豊富なエピソードとともに描いた科学読み物。
第1章 賭けごとにも幾何学的精神を―確率論のはじまり(スパゲティの輪;天気予報と確率論 ほか)
第2章 母なるものが生まれるまで―古典的確率論の完成(確率論の不幸;「驚異の年」 ほか)
第3章 パン屋の不正も見抜く―正規分布の時代(正規分布の偏在性;「ガウス分布」とよばれて ほか)
第4章 歴史的なアフタヌーンティー―数理統計学をつくった人びと(歪んだ分布とカール・ピアソン;カール・ピアソン年譜 ほか)
第5章 どんなモデルも正しくない―コンピュータ時代の統計学(ジョン・テューキー;テューキー時間 ほか)
大数学者2人の往復書簡から始まった確率論と「政治算術」として始まった統計学は、どんな発展を遂げ、現代に至ったのか。天才たちのユニークな発想とそこから生まれた偉大な成果を、豊富なエピソードとともに描く。
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カジノで990ドルを1000ドルに99%確実に増やす方法、大数学者も間違えた確率の計算問題、ガウス分布はガウスの発見したものではなかった? などなど、360年間に思わぬ発展を遂げた確率・統計のユニークなアイディアやエピソードが満載!