[BOOKデータベースより]
困難な時代に詩人は存在しうるか。理想と美を遠望し、孤高の道を歩み続けたヘルダーリン。その深遠な作品の魅力は、あまたの詩人・思想家をとりこにする。いやましに高まるヘルダーリン再評価の今日的意義とは何か、重層的かつ根底から問い直す渾身の力作。
第1章 ヘルダーリンと詩人たち―証言集1/解説(同時代;世紀転換期 ほか)
第2章 ヘルダーリンと現代思想―証言集2/解説(ドイツ語圏;その他)
第3章 ヘルダーリンの現在(最近の研究動向―『ヘルダーリン年鑑』;自然―河流/海 ほか)
第4章 ヘルダーリン詩集(訳/解題/注釈)(「ネッカル河」;「帰郷」 ほか)
資料集(テクスト;参考文献 ほか)
困難な時代に詩人は存在しうるのか。理想と美を遠望し、孤高の道を歩み続けたヘルダーリン。あまたの詩人・思想家をとりこにし、いやましに高まるその再評価の今日的意義を、重層的かつ根底から問い直す渾身の力作。
困難な時代に詩人は存在しうるのか。理想と美を遠望し、孤高の道を歩み続けたヘルダーリン。その深遠な作品の魅力は、リルケ、ホーフマンスタール、ツェラン、そしてニーチェ、ハイデガー、ベンヤミン、アドルノ、フーコーと、あまたの詩人・思想家をとりこにする。 いやましに高まるヘルダーリン再評価の今日的意義とは何か、重層的かつ根底から問い直す渾身の力作。