- 体の知性を取り戻す
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062882804
[BOOKデータベースより]
柔道、キックボクシング、古武術、韓氏意拳…あまたの武道遍歴から考え抜いたいまを生きのびるために大切なこと!
第1章 「小さく前へならえ」で私たちが失ったもの(就学時の胸のつかえ;幼子はなぜ大きな声でしゃべるのか ほか)
第2章 渾身のパンチより強い、手応えのないパンチ(重さと力に関する誤解;数値化できない何か ほか)
第3章 「基本」とは何か(謎解きの糸口;踏ん張らない、捻らない、タメない ほか)
第4章 動かすのではなく、ただ動く(選べる道は常にひとつしかない;韓氏意拳が目指すところ ほか)
第5章 感覚こそが知性である(言葉以前に体は存在する;何がものの見方を決めているか ほか)
小学校入学と同時に覚えた「小さく前へならえ」。それ以来ずっと、私たちは社会が求める「正しい」鋳型に自分の体をあわせてきた。その結果、何が本来の自分なのか、わからなくなっている。自分の体は、自然界最大の謎なのだ。あらかじめ体に装備された力とは何か? どうすればそれを取り戻せるのか? 気鋭のライターが、自らの武術体験から、体に眠っている能力の引き出し方を明かす。(講談社現代新書)
【あなたの体に眠っている能力をどう引き出すか?】
「小さく前へならえ!」
「気をつけ! 休め!」
長年、社会が要請する「正しい」鋳型に合わせてきた結果、
私たちの体は知らぬ間に〈不自由〉になっている。
でも、自分の体のことは、自分が一番わからない。
あらかじめ体に装備された力とは何か?
どうすればそれを取り戻せるのか?
柔道、キックボクシング、古武術、韓氏意拳……
あまたの武道遍歴から考え抜いた
いまを生きのびるために大切なこと!
【推薦!】
頭による学習にばかり意を注ぎ、身体の感覚などは当てにならないものとして軽視してきた日本の教育の問題点を、著者自身の体験を通じて見事に衝いている。
――甲野善紀氏
身体を語る言語はつねに身体を裏切る。言葉で身体を語りきれるはずがないからだ。その根源的矛盾に耐えるためには、『居着かない文体』が必要になる。その困難な要請に著者は懸命に応えようとしている。
――内田樹氏
【目次】
第1章 「小さく前へならえ」で私たちが失ったもの
第2章 渾身のパンチより強い、手応えのないパンチ
第3章 「基本」とは何か
第4章 動かすのではなく、ただ動く
第5章 感覚こそが知性である
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