- 湖底の城 3
-
呉越春秋
講談社文庫 み34ー22
- 価格
- 715円(本体650円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062779173
[BOOKデータベースより]
伍子胥は父・五奢、兄・伍尚とともに楚に仕える身だった。だが、楚王の佞臣・費無極が弄した奸計により、父と兄は誅せられてしまう。血涙をしぼって危地を脱した伍子胥は、「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と復讐を固く誓いつつ中原諸国を流離うのだった。大河中国歴史小説の伍子胥篇、第三弾。
[日販商品データベースより]伍子胥は父・五奢、兄・伍尚とともに楚に仕える身だった。だが、楚王の佞臣・費無極が弄した奸計により、父と兄は誅せられてしまう。血涙を振るって危地を脱した伍子胥は、「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と復讐を固く誓いつつ中原諸国をさすらうのだった。大河中国歴史小説の伍子胥篇、第三弾。
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三国志より600年あまり前、春秋戦国時代。誰もよりも大きく、魅力的な男がいた。その名は、伍子胥(ごししょ)。春秋時代で最も熱い男、伍子胥の物語から始まる、壮大なる中国歴史大河小説、「伍子胥篇」の第三弾!
「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」
「父上……、兄上……」
伍子胥は、処刑される父と兄を救出するため都に潜入するが、救出はならなかった。己の命を保って脱出できただけでも奇跡的といえた。伍子胥は楚への復讐を心に誓い、国を出て宋をめざす。楚の太子がいるといううわさもあり、配下と集合する地が宋の首都・商丘になっていたからだ。宋に入り見つけた宿の家主は褒(ほう)氏といい、婦人が家を守っていた。婦人は小羊(しょうよう)という名の童子を伍子胥に預かってほしいと頼む。伍子胥らは宋を出て、父が仕えた太子・子木(しぼく・健)の亡命先である鄭に向かう。