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- セネカ 新装版
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421861
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[BOOKデータベースより]
1 セネカの生涯―セネカとその時代
[日販商品データベースより]はじめに―セネカの生涯の概略と現代的意義(幼年時代;ティベリウスの時代(一四〜三七年);カリグラの時代(三七〜四一年);クラウディウスの時代(四一〜五四年);ネロの時代(五四〜六八年)―特にセネカの死六五年まで;セネカの晩年;補章二つ)
2 セネカの思想(哲学者セネカの独自性;哲学・倫理学著作;道徳書簡集;自然研究;悲劇作品におけるセネカの展望;改めて今セネカを学ぶ意義)
ローマ帝政の暴虐・狂態を生き,その運命を「伴侶」とし「対話」したセネカ。ローマ共和政を哲学したキケローと並ぶヨーロッパ精神史の恩人である。一六世紀には,エラスムスがセネカの本格的な著作集を刊行し,カルヴァンがセネカの『寛容について』の細密な注解書を著した。一七世紀には,コメニウスがプラトンとともにセネカを徳育のテキストにすべしと説いた。セネカは哲学者・悲劇作家・宮廷政治家であった。本書では彼を倫理思想家としてのみならずその全体像で描き,セネカの多彩で奥の深い人間性に迫る。