[BOOKデータベースより]
この本には、意思決定、意思伝達、合意形式の道具としての統計的方法が書かれており、裁判の場において統計的な考え方が要求される場面が書かれている。
1 不確実性を扱う基礎数理と不確実性下での意思決定(確率;不確実性下での意思決定;確率を用いた意思決定;追加情報の経済的価値)
2 統計思考と合理的討論(合理的討論;統計表現;原爆症認定裁判における討論:ロジックマイニング;討論の技術と作法)
3 事実の認定を支える証拠と公的な判断(証拠と向き合う統計学;Bayes法から見た推論と仮定)
4 法と統計学(アメリカにおける統計的証拠―歴史的背景;サーベイ調査;日本における判例)
5 裁判における科学的な証拠/統計学の知見の評価と利用(裁判における科学的な証拠;裁判における統計学の知見の評価と利用;むすびに代えて)
法廷での統計科学の例を参考にしてその正しい理解と実用性を具体的に解き明かす。法曹関係者、法曹を目指す読者には必携の書。
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統計科学は、法廷の言語となる!!
法廷における裁判は、科学的根拠に基づいて展開していく。科学的根拠の多くは統計的背景を持っているが、法廷に係わる人が統計科学に詳しいとは限らない。現状はむしろ逆の場合が多いであろう。そこで本書は、初学者を中心に、法廷での例を参考にして、その正しい理解と実用性を具体的に解き明かす。法曹関係者はもちろん、広く意志決定・討論などの手法に関心の深い読者には必携の書である。