- 真夜中の電話
-
ウェストール短編集
The call.〔etc.〕- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2014年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784198638368
[BOOKデータベースより]
年に一度、真夜中に電話をかけてくる女の正体は…?(「真夜中の電話」)恋人とともに、突然の吹雪に巻きこまれ、命の危険にさらされた少年は…?(「吹雪の夜」)戦地にいるお父さんのことを心配していたマギーが、ある日、耳にした音とは…?(「屋根裏の音」)「海辺の王国」「弟の戦争」などで知られる、イギリス児童文学を代表する作家、ロバート・ウェストール。短編の名手としても知られたウェストールの全短編の中から選びぬいた18編のうち、9編を収めた珠玉の短編集。
[日販商品データベースより]年に1度、真夜中に電話をしてくるのは、もう何年も前に死んだはずの女だった…。英国の児童文学を代表する作家であり、短編の名手としても知られたウェストールの、珠玉の短編9編を収める。
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ウェストールの物語はずっと気になっていましたが、戦争が背景にあったり、ホラーだったりで、なかなか手にとれませんでした。
この作品は、出版されてから、いろいろな紹介文を目にして興味を持ったこと、短編集て取り掛かりやすい、ということで読んでみました。
良かったです。情景描写や心理描写が素晴らしく、さすがカーネギー賞やガーディアン賞を受賞された実力派の作家だと思いました。
九つの短編が収録されていますが、私は
「吹雪の夜」 (仲たがいしている若いカップルが吹雪の中、思わぬ出来事に遭遇する話)
「ビルが 見た もの」 (目の見えない主人公が、それ以外の感覚を駆使して近くで起こった事件を察知し、まるで目撃したかのように警察に知らせる話)
「真夜中の電話」 (クリスマスイブの夜、悩みの相談窓口にかかってきた不思議で不気味な電話の話)
が面白かったです。
「真夜中の電話」も含め、幽霊が出てくる話が三話あります。夏休みに読む本の一冊に加えてはいかがでしょうか?(なみ@えほんさん 50代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】