- なぜ生物に寿命はあるのか?
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2014年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569762203
[BOOKデータベースより]
生物に寿命があるのは当然のように思うが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整えば、原則的に不死なのだ。つまり、単細胞生物から、多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、生物は何を得たのか?本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを、人気生物学者が考察する。
第1章 寿命の起源―生命のはじまりはどこにあるのか(生命の起源についての諸説;代謝システムと遺伝;生物はいかに進化していったのか;寿命はなぜあるのか)
第2章 生物にとって寿命とは何か―寿命をもつことの損得(ゾウリムシに寿命はあるのか;減数分裂とは何か;無性生殖と有性生殖と寿命の関係;アポトーシス(細胞のプログラム死)とは何か)
第3章 ヒトの寿命は何で決まるのか(分裂細胞の寿命は決まっている;長寿を妨げる要因―病気になりやすい遺伝子;老化をもたらす要因とは)
第4章 ヒトの寿命は延ばせるか(がんを予防する生物学的発想;老化を遅らせる方法;人体システムの改造計画)
第5章 長寿社会は善なのか(平均寿命があと二十年延びたら?;不老不死の未来社会を空想する)
生物は不死から死すべきものへ「進化」していった!? テレビで人気の生物学者が寿命の不思議を解き明かす!▼生物に寿命があるのは当然のように思われるが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整っていれば、原則的には不死なのだ。つまり、不死身である単細胞生物は、人間のような多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、多細胞生物は何のために進化したのか? 本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを人気生物学者が考察する。▼【本書の内容例】▼・生命のはじまりはどこにあるのか▼・最初に発生した生物とは▼・寿命は遺伝的に決まっているのか?▼・皮膚の老化はなぜ早いのか▼・正常に生き続けていることこそ老化の原因▼・がん細胞はなぜ増殖するのか?▼『寿命はどこまで延ばせるか?』を改題。
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