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- 呪いと日本人
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044083212
[BOOKデータベースより]
鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物部村の「いざなぎ流」―。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。
1章 蘇る「呪い」の世界(「呪い」をめぐる思索のはじまり;医者でもなおせない病気 ほか)
2章 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか(「おまえを呪ってやる!」;「呪い」が支配する世界 ほか)
3章 どのように呪うのか(言霊信仰―言葉を発すれば、それが「呪い」となる;「とこう」―記紀神話のなかの呪い ほか)
4章 「呪い」を祓う方法(「水戸黄門」のラスト・シーン;「呪い」が「ケガレ」を発生させる ほか)
鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物もの部べ村の「いざなぎ流」――。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。
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