[BOOKデータベースより]
酔狂などというものが言葉としても消え失せ、その深い意味合いなど一顧もされなくなった時から、日本人は自己責任も、信念も、美学も、失ったのである。危険を承知で自由を選ぶ。破格の人生!
第1章 危険や不安を承知で、自由を取れるか(美と酔狂に殉じたい―信念のために命を捧げることができるか;両極の意味―危険や不安を承知で、自由を取れるか ほか)
第2章 人間の能力の限界など、たかがしれている(「完全な公平」などない―不公平に馴れる訓練をする;好きで得意な道を―好きなことのない人が、一番危険 ほか)
第3章 焼き尽くすほどの恋に溺れれば、必ず火傷する(春は筍、夏は鮎―四季巡る風土が、日本人の勤勉さを培う;庭木の教えるもの―若木を育てるには、老木が場所を譲ること ほか)
第4章 安心して暮らせる保証などない(魂の輝く時間―思考が内向きになった時、精神は燃え上がる;電気のない国に民主主義はない―人間にはわからない分野があっていい ほか)
第5章 人生の選択は、損得で決めることではない(幼児化の潮流―善も悪もなさない防衛の姿勢は卑怯;お坊ちゃま・お嬢ちゃま思考からの脱出―自分で考えて闘う力を養う ほか)
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人間は自由で破格な生き方ができる。自由は楽しいが怖い。自由は容易に攻撃される。それを承知で自由を取れるか。曾野流酔狂の極意!