- ライプニッツと造園革命
-
ヘレンハウゼン、ヴェルサイユと葉っぱの哲学
Leibniz und die Revolution der Gartenkunst.- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784782801772
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[BOOKデータベースより]
偉大なる哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツが庭園という制度に重大な動機を与えていたとは、周知のことではなかった。ライプニッツが“自然と人工”をめぐる観念を抽出したのは、ハノーファの有名なヘレンハウゼン・バロック庭園における庭園形成からだという。本書は、18世紀風景式庭園の席捲をもっと“造園革命”とする文化史の常識を転倒させようという。風景式庭園のなだらかにカーブする遊歩道に認められてきた自由の思想は、バロック庭園の輻輳した幾何学にこそある、幾何学こそが本来の庭園革命なのだと。
1 ヘレンハウゼン大庭園(主役たち:ゾフィー、ライプニッツ、ゾフィー・シャルロッテ;ヘレンハウゼン大庭園の史的階梯;ウード・フォン・アルフェンスレーベンと研究の開始;バロック庭園と風景式庭園の狭間にいるライプニッツ)
[日販商品データベースより]2 ヘレンハウゼンにおけるライプニッツの活躍(実用、対話、省察;運河計画(1695‐1696);大噴水の象徴学と造営(1701‐1720))
3 ライプニッツのヘレンハウゼン・フィロゾフィー(識別不能原理;ヴェルサイユと内在的な無限性;逸脱術(Die Kunst der Abweichung);モナドロジーの図化)
4 バロック庭園の現代性(風景式庭園の抱えた数々のパラドックス;多孔性バロック庭園;幾何学の自然らしさ;ルクレーティウスの雲)
バロック庭園の幾何学紋様には、不思議な原理が畳み込まれる。本書では、偉大なる哲学者・ライプニッツの奇怪な線描メモを初めて解読する。「ヘレンハウゼン大庭園」「バロック庭園の現代性」など4部で構成。