- 生物学の歴史
-
講談社学術文庫 2248
A short history of biology.- 価格
- 1,221円(本体1,110円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062922487
[BOOKデータベースより]
人類は「生命の謎」とどう向き合ってきたか。古代ギリシャ以来、博物学・解剖学・遺伝学・化学・進化論などの間で揺れ動き、二〇世紀にようやく科学として体系を成した生物学の歴史。『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSFやミステリー作品で知られる生化学者・アシモフが博識と文才を存分に発揮し、その長く複雑な歩みをやさしく描き出す。
古代の生物学
中世の生物学
現代生物学の誕生
生物の分類
化合物と細胞
進化
遺伝学の始まり
生気論の衰微
病気との闘い
神経系
血液
物質代謝
分子生物学―タンパク質
分子生物学―核酸
"SF作家として知られるアシモフは、ボストン大学医学部の教授も務め、多くの科学啓蒙書も著した。古代ギリシャに始まる生物学は、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、20世紀になってようやく、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげた。この長く複雑な生物学の歩みを、アシモフは極めて平易に興味深く描き出す。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野への恰好の入門書。
『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSF作品やミステリーで世界中に読者をもつアイザック・アシモフは、作家であると同時に、ボストン大学医学部の教授を務め、生化学の研究者として多くの一般向け科学啓蒙書も著している。
本書は、アメリカの自然史博物館が出版したAmerican Museum Science Books という叢書の1冊として刊行された。
生物学は、生命についての関心から始まり、古代より長い歴史を持つが、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげたのは、20世紀に入ってからだった。特に20世紀後半の分子レベルで生命現象を捉える研究は日進月歩である。
こうした、長く、広範、複雑な生物学の歩みを、一人の著者が簡潔にまとめあげるのは至難の業だが、アシモフの博学と文才はそれをなんなくこなしている。
生命と非生命の境目はなにか。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野の基礎知識を整理した、恰好の生物学入門書。
〔原本:『生物学小史』(「アシモフ選集」生物編1)、1969年、共立出版刊。 原著:A Short History of Biology, 1964〕"
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2022年10月発売】
- 古代ゲノムから見たサピエンス史
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年02月発売】
『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSF作品やミステリーで世界中に読者をもつアイザック・アシモフは、作家であると同時に、ボストン大学医学部の教授を務め、生化学の研究者として多くの一般向け科学啓蒙書も著している。
本書は、アメリカの自然史博物館が出版したAmerican Museum Science Books という叢書の1冊として刊行された。
生物学は、生命についての関心から始まり、古代より長い歴史を持つが、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげたのは、20世紀に入ってからだった。特に20世紀後半の分子レベルで生命現象を捉える研究は日進月歩である。
こうした、長く、広範、複雑な生物学の歩みを、一人の著者が簡潔にまとめあげるのは至難の業だが、アシモフの博学と文才はそれをなんなくこなしている。
生命と非生命の境目はなにか。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野の基礎知識を整理した、恰好の生物学入門書。
〔原本:『生物学小史』(「アシモフ選集」生物編1)、1969年、共立出版刊。 原著:A Short History of Biology 1964〕